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面接での逆質問はアピールチャンス!?覚えておきたい逆質問例15選

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就職や転職活動の面接で定番の逆質問。終盤に聞かれる「何か質問はありますか?」という問いかけは、質問される側だった志望者が積極的にアピールできるチャンスの一つです。

一次面接や最終面接を問わず、どのようなステップの面接でも活かせる逆質問例を習得して、採用担当者に上手にアピールしてくださいね!
そもそも、なぜ就職や転職活動の面接で逆質問をされるのでしょうか。

その理由には志望度チェックや入社後のギャップの解消、コミュニケーション能力の確認、アピールの場の提供などを挙げることができます。質問をしないと、志望企業への関心や自分を売り込む熱意があまりなく、志望度が低いと判断されてしまうことも…。

そこで、逆質問をする際にぜひ抑えておいて欲しいポイントを2つご紹介します!
POINT調べれば分かることは聞かない! 
例えば、企業のホームページに書いてあることや応募した仕事の内容、基本的な待遇については、求人情報に記載されていることがほとんどなので、聞いてしまうと「ちゃんと読んでいないのではないか」と、志望度を疑われてしまう可能性があります!また、面接中に採用担当者から話してもらったことを再度聞くのも「話を聞いていない」と思われてしまうので、避けた方が良いでしょう。
POINT質問の数は2~3個にする!
熱意をアピールしたいからといって予定の面接時間をオーバーしてまで逆質問をしては、コミュニケーション力や空気を読む力が足りないと評価されてしまうこともあります。質問数は2つか3つを目安にすると良いですよ。質問しようと考えていたことを採用担当者が面接内で話してくれることもあるので、面接前には必ず複数の逆質問を用意しておきましょうね。

・「私と同年代で入社し、その後活躍している方でどのような事例がありますか?」
・「御社の社員のみなさんは、仕事にどのようなこだわりを持っている方が多いですか?」

・「御社に入社してすぐ活躍したいと考えているのですが、どのようなセンスやスキルを磨くと良いか教えてください」 

・「1日でも早く活躍したいと考えていますが、入社後はどのような流れで、実際の業務に携わるのでしょうか?」
・「よろしければ本日の面接のフィードバックをいただけますでしょうか」 

入社後の働くイメージを膨らませるような質問は、やる気が垣間見えるので採用担当者にとって好印象になるでしょう。志望企業で活躍している方について聞くと「自分も活躍したい」というアピールになります。入社までにスキルをさらに磨きたいと伝えたり、面接でのアドバイスを求めたりすると入社への熱意が伝わるかもしれません。

また、配属される部署が分かっている場合は、部署の社員構成や具体的な仕事の内容、仕事の進め方に踏み込むのもおススメです。特に配属予定の部署で働く社員との面接がある場合、実情を聞くことで入社後の想像がしやすくなるので、積極的に質問すると良いですよ。 

・「○○の資格を持っているので御社の○○事業に関わりたいと思っているのですが、活かすことは可能でしょうか?」
・「現職(前職)の会議では進行役を任されることが多かったのですが、御社の会議はどのように進めているか教えてください」
・「私はこれまで新規営業を行ってきたのですが、この経験は御社でも活かせるでしょうか?」
・「私はチームに貢献することに喜びを感じる性格です。配属先の部署で、私に求められる役割はどのようなものか教えてください」
・「現職(前職)では効率化を図るための取り組みをいくつか発案してきたのですが、新しく入社した社員でも提案できるような場所はありますか?」 

逆質問で長所をアピールする際は、自分の強みやスキル、現職(前職)での経験などを前置きにして、入社後にどのような場面で活かせるかを聞くのが一般的です。しかし、「○○が得意です」と単にアピールするだけだとただの自慢に聞こえてしまうので、「○○を活かしたいと考えているのですが、可能でしょうか?」というように謙虚に主張することを心がけましょう。

また、いくら長所だからといって志望している企業での業務に活かせそうもないことをアピールすると、仕事内容を理解していないと思われてしまうかもしれません。あくまで、仕事で活かせそうな長所について面接内で話すことができなかった際にだけ、逆質問のタイミングを使ってアピールするのがおススメです。 

・「ホームページにて御社が働き方改革を進めていると拝見しましたが、その取り組みによって働き方はどのように変わりましたか?」
・「お客様によっては休日出勤が必要な場合も対応したいと考えていますが、どれくらいの頻度で休日出勤が発生すると考えておけば良いですか?」
・「前職では約20時間の残業をしておりました。御社も同等位と考えてよろしいでしょうか」
・「結婚や妊娠しても働き続けたいと考えているのですが、女性の働き方についてどのような取り組みを考えているか教えてください」
・「社員の方のインタビューには産休や育休から復帰された方もいらっしゃいましたが、そういう方は社内にも多いのでしょうか?」   

残業や福利厚生など待遇に関する質問は、「自分の利益ばかりで会社へ貢献したいという意識が低い」と見なされて悪い評価につながってしまうこともあります。また、求人情報に休日や残業時間などについても書かれていることが多いので、「きちんと調べていない」と判断される可能性もあり、待遇に関する逆質問をするのは積極的には推奨できません。

しかし、「実際はなかなか福利厚生の制度を活用できない」「求人情報に記載されていた以上に残業時間が多い」というような場合もあるので、どのように活用されているのかを採用担当者の口から聞きたいということもあるでしょう。現職(前職)で待遇について問題があった場合は、なおさら気になると思います。その際は、「平均残業時間が知りたい」などと直接的に聞くと印象が悪くなってしまう可能性があるので、「会社に貢献したい」と伝えつつ、遠回しに質問するのがおススメです。 

逆質問にはなりませんが、エージェントサービスを経由して応募している方は、面接の場で聞くのではなく、エージェントから確認してもらうと良いでしょう。エージェント経由であれば、志望企業からのイメージダウンにつながりにくいですよ。

仕事のスキルは入社後に成長できるかもしれませんが、会社の制度はなかなか変わらないことが多いです。入社後に悩まないよう、気になることはきちんと聞いてくださいね。 

いかがでしたか?

面接の最後に与えられるアピールチャンスが「逆質問」です。しっかり準備をしてチャンスを活かし、採用担当者に好印象を与えて面接を成功させましょう! 

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