転職活動の平均期間はどれくらい?効率的なスケジュールのポイント【実例あり】

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転職活動では、新卒の就職活動と異なり「3月開始、翌年4月入社」というような就活ルールに則ったスケジュールは定められていません。だからこそ、転職活動を始めた方やこれから始める方は、転職できるまでにどのくらいの時間がかかるのか気になりますよね。

人それぞれ転職活動のスケジュールは異なりますが、1つの目安として平均的な転職活動期間を知っておくと、転職の準備が進めやすくなったり、「いつまでに転職する」と現実的な目標を掲げてモチベーションを保ったまま転職活動を続けられたりというメリットがあります。

そこで今回は、転職活動にかかる平均期間や効率的に転職活動を進めるためのポイントをご紹介。これから転職活動を始める方も、現在転職活動中の方も要チェックです!
(写真素材:iStock.com/miya227)
希望する条件によって異なりますが、転職にかかる平均期間は「約3カ月~6カ月」と言われています。

情報収集から退職交渉、入社準備などの期間も含めたスケジュールなので、就活開始から入社まで約1年かかる新卒時の就職活動に比べると短期決戦という印象が強いかもしれません。

一方で、転職活動が長引いてしまう方には、自己分析ができていない・企業がどのような人材を求めているか情報収集ができていないなどの傾向があるようです。

やみくもに転職サイトや転職エージェントを利用して企業に応募するのではなく、まずは今までのキャリアの分析やどんな仕事に就きたいのか、そして「なぜ今の会社を辞めたいのか」などを考えておくと、転職活動を進めやすくなりますよ! 
平均的な転職活動期間である3カ月~6カ月で終わらせるには、効率的に転職活動を進めることが重要です。ポイントはそれぞれのステップに達成させる目標期限を定めること。というのも、転職活動は新卒の就職活動と違い「4月入社」などの期限がないため、ダラダラと続けてしまいやすいのです。

それでは、各ステップの目標スピードをご紹介します。 
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自己分析・情報収集(目標:1.5週間)

「とりあえず転職サイトから企業に応募しよう!」と考えもなく動いてしまうのは、転職活動を長引かせてしまう原因の1つ。最初に「自己分析・スキルの棚卸し」と「目指す業界・職種・雇用条件調べ」を行うと効率的にスケジュールを進行することができます。転職サイトなどで公開されている求人情報を見ながら、どのような仕事をしたいのか、自身に足りないスキルや役立つスキルがあるのか考えてみましょう。

応募書類(履歴書・職務経歴書)の作成(目標:1.5週間)

働きたい業界・職種などが絞れたら履歴書や職務経歴書を作成し、求人情報への応募や転職エージェントへの相談を行います。職種や雇用条件の希望などが具体的になればなるほど、自分で求人情報を探す際も理想の求人情報に出会える確率が高くなりますし、転職エージェントもアドバイスがしやすくなるので、しっかり考えることをおススメしますよ!

企業への応募(目標:1週間)、面接(目標:4週間~)

その後は内定が出るまで、応募と面接の繰り返しです。面接を通して志望理由が深掘りされ、自身の目指したい仕事が明確になっていく場合もあります。志望理由を磨きながら、より合う企業を探して応募してみてください。

働きながら転職活動をしている方は、転職先が決まった後の退職がスムーズに進むよう、身辺整理を進めておくのも良いですね。職場の就業規則をチェックし、いつまでに退職の意思を示す必要があるのかを調べておきましょう。 

退職準備(目標:4週間~)

転職先が決まった際や退職したい時期が定まったら、職場に転職の意思を申し出て、具体的な退職日を決めましょう。内定を獲得している場合、転職先の企業はいつ入社してもらえるのか気にかけているので、早めに現在働いている職場に伝えて退職までのスケジュールを決めるようにしてください。

一般的に求人情報が多くなるのは「2月・3月」と「8月・9月」だと言われています。

というのも、「2月・3月」と「8月・9月」は、上半期・下半期に向けて人事異動を行ったり人員強化をしたりと、今後の成長に向けて人手を増やしたい時期だからです。ちなみに第二新卒の場合は、新卒入社の社員と同じタイミングで入社すると研修や教育にかかるコストを抑えることができるので、企業側からは4月入社が歓迎されやすいかもしれませんね。

さまざまな求人情報をたくさん見比べて転職活動がしたいという方にはこれらの時期がおススメですが、その時期を狙って求職者数が増えるというデメリットもあります。ライバルが多いことが不安という方は、その他のシーズンにもさまざまな求人情報があるので「2月・3月」と「8月・9月」を除いたシーズンがおススメです!

新型コロナウイルスの影響を受け、以前と比較すると市場に出ている求人情報の数は減少しています。その分、成長が見込まれる企業や新しい社員を抱える体力のある企業、本当に社員を求めている企業の求人情報の割合は増えているので、どの時期に転職活動を始めてもきっとあなたに合う企業を見つけることができるでしょう。 
 CASE 1  Aさん
プロフィール:20代男性
転職活動方法:転職エージェントのみ、過去に転職経験あり
希望業界:人材業界(同業界転職)
所持資格:普通自動車第一種免許
転職活動期間:8月上旬~10月上旬 ※コロナ禍での転職
応募企業数:応募数10社
 転職理由 
人と接するのが好きで、悩んでいる方の手助けをしたいという思いから、派遣社員の採用支援をしている会社で働いていました。
新型コロナウイルスの感染が拡大し景気が悪化した影響で、一生懸命派遣先を掴み取った方が雇用継続を打ち切られてしまうのを見て、これからは正社員として長く勤められる企業を紹介したいと考え、転職を決めました。 
 スケジュール 
8月上旬に転職を決意し、以前転職した際に利用した履歴書や職務経歴書をアップデートしました。8月中旬頃、転職エージェントに登録して担当のエージェントと電話での面談を実施。複数の企業に応募し、面接を経て、10月には内定を獲得することができました。同業界内での転職だったので、面接でも志望理由などが話しやすかったのが、スピーディーな転職になった理由だと思います。
 転職する方へのアドバイス 
私は転職して良かったと思っていますが、転職を後悔している知人もいます。たとえ良い企業に転職したつもりでも、入社してみると景気や人間関係など働く環境が悪化してしまう可能性はゼロではないのです。ぜひ、やりたい仕事や辞めても良い程の不満があるのか、改めて考えてみてください。一度辞めると前の会社に戻ることは難しいので、後悔しないようしっかり考えて転職活動しましょう。
 CASE2  Bさん
プロフィール:20代女性(第二新卒)
転職活動方法:転職サイトのみ、過去に転職経験なし
希望業界:教育業界(異業種・異業界転職)
所持資格:PRプランナー補
転職活動期間:12月中旬~3月中旬 ※コロナ禍前の転職
応募企業数:応募数6社
 転職理由 
PRプランナー補の資格を活用するため、新卒時は広報の代理店に就職しました。
仕事は楽しかったのですが、あまりにも残業時間が多いため体調を考えて転職を決意。人に影響を与える仕事がしたいという思いと自身の性格、職場環境などを総合的に考え、教育業界への転職を目指しました。 
 スケジュール 
12月中旬に転職を決めました。まずは転職サイトに登録し、通勤時間中に求人情報をチェックしながら自己分析を進めました。その後、年末年始休暇を利用して履歴書と職務経歴書を作成し、1月中旬より転職サイトから応募を開始。複数の企業への応募・複数回の面接を経て、3月中旬に内定を獲得しました。自身の性格と挑戦したいことを考えながら応募した結果、比較的スムーズに転職できたと思います。所持資格も評価していただきました。
 転職する方へのアドバイス 
思い立った時に、転職サイトへの登録や自己分析など、転職への一歩を踏み出すのがおススメです。しかし、企業に応募する前に、一度「転職した先で何をしたいのか」考えてみてください。遠回りに感じるかもしれませんが、立ち止まることでやりたいことの整理や目標の再確認ができ、結果的には転職活動にかかる期間を短くすることができますよ。

いかがでしたか?

希望する仕事や条件など、さまざまな理由で転職活動に時間がかかってしまう場合もあります。楽観的に「半年後には転職できるはず」とは思わず、しっかり準備をして目標期限を掲げながら効率的に転職活動を進めましょう。

自分で転職活動を進めるのが不安な方は、自己分析のお手伝いや面接練習、応募する企業の紹介まで無料でしてくれる「転職エージェント」に相談してみるのがおススメですよ!  
 
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