国家資格「施工管理技士」特集 ~ミドル世代の転職にも有利? 経験が重要な実践スキル!~

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(公開日:2020年11月26日 最終更新日:2020年12月23日16:30)
今回は、ミドル世代の転職にも有利と言われている国家資格「施工管理技士」に注目し、おススメの求人情報やミドル世代におススメの理由、併せて持つとより転職に役立つ資格・検定をご紹介します!

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国家資格「施工管理技士」とは、施工(工事)の計画立てやその管理を行う技術者のための資格です。建物などを作る際の事故予防や現場での技術者指導、コストと品質のバランス調整といった諸々の管理が主な仕事になります。
「土木」「建築」「管工事」「電気工事」「造園」「建設機械」、また2018年に新設された「電気通信工事」の7種類※があり、各検定種目は1級と2級に分かれています。若手で経験年数が浅い方の転職には2級、経験を積んだミドル世代の転職には難易度の高い1級がおススメでしょう。
※国土交通省ホームページ「技術検定制度」より
何より、1級は基本的に30代以上しか取得できないという点がミドル世代におススメの理由です!というのも、施工管理技士の資格取得には実務経験が必須となっているため、1級の場合は「最長15年の実務経験」と「指導者・監督者実務経験が1年以上」の2点が必要※になります。資格を持っていると経験の豊富さとマネジメント能力を証明でき、また、取得者の年齢もミドル世代が多いので、必然的にミドル世代の需要が高くなるのではないでしょうか。
※学歴・所持資格に応じて必要年数が異なります。 
中でも、土木と建築の施工管理技士は求められる工事現場の数が多いため、転職先を選びやすい傾向があるようです。
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施工管理技士は国家資格というだけでなく、取得には実務経験が必要ということもあり、比較的難易度が高い資格だと言えるでしょう。しかし、合格率は50%前後※を推移しており、きちんと勉強さえすれば難しい資格ではありません。「取得可能な実務経験は積んでいるが勉強が心配…」という方も、積極的に挑戦することをおススメします!
取得した方は実力が証明できるので、年収500万円以上を稼げる求人情報があったり資格手当がついたりと、収入の安定や年収UPが見込めるのも魅力ですよ。  

試験情報

建設物などの工事現場における監督や管理者を務めるために必要不可欠な国家資格。技術的知識と管理能力の高さを証明できるため、取得している方は技術者として評価されるでしょう。
種目:土木、建築、電気工事、管工事、造園、建設機械、電気通信工事
試験級:1級・2級
試験方法:学科・実技
※受検する種類・級によって受検料・試験日程などが異なります。
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【2020年12月23日追記】
建設業法等の一部を改正する法律(令和元年6月公布)により、2021年度(令和3年度)以降の技術検定試験では、第一次の合格者に「技士補」の称号が与えられることが決まりました。中でも1級の技士補は、一定の条件の下であれば監理技術者の職務の補佐として早くから責任ある立場で活躍できるようになります。
第二次の合格で「技士」の称号がもらえるのは今までと同様ですが、第一次の合格だけでも仕事の幅を広げることができるので、更に挑戦しやすくなるのかもしれませんね。
参考:国土交通省報道発表資料令和3年度技術検定のスケジュールを公表しました!
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 ニューノーマルでも建設業界は好景気?

「建設業界の景気が良いのは東京オリンピックまでの期間だけだろう」と思っている方はいませんか?
実は現在、建設業界全体が1970年代の高度成長期に造られた設備の老朽化対応に取り掛かっています。この作業は完了までに数年間かかる見込みであることに加え、一度完了しても老朽化対応は継続的に行う必要があり、建設業界は比較的安定した景気が続くと予想されています。
現在は一部を除いた業界全体の景気が新型コロナウイルスの影響で落ち込んでしまっていますが、建物は生活に重要なものなので、需要がなくなることはないでしょう。
▶参考:建設業界の最新動向。2020年のコロナ禍で業界はどう変わる?

 近年増えている大規模災害…復興支援にも施工管理技士が大活躍!

2016年4月の熊本地震や2019年10月の令和元年東日本台風(台風第19号)など、近年では毎年のように全国各地で大規模な自然災害が起き、被害が発生していることは記憶に新しいと思います。
そのような状況の中で重要になるのが施工管理技士です。災害で倒壊した建物や橋の建て直しなどの復興支援に、工程を管理しながら安全に工事を進めることができる施工管理技士の存在はポイントになっているのです。 

 新型コロナウイルスの影響で工事現場もIT化!?

建設業界は直接現場に足を運ばなくては作業ができないことが多い点や若年層の技術者が減っているという点から、その他の業界と比較するとIT化の面で一歩遅れを取っていました。
しかし、新型コロナウイルスの影響を受け、現場に足を運ばなくても作業の進捗確認ができるツールや作業員の健康管理ができるシステムが求められ始めています。
これからは今までよりも業務が効率化され、働きやすい環境が整っていくのではないでしょうか。
▶参考:【新型コロナウイルスによって建設業界はどう変化した?】コロナ禍での変化やこれからのIT化に関する考えが明らかに!
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施工管理技士を持っているだけでも企業にとって魅力的な人材ではありますが、採用に繋げるにはもう一歩踏み込んだアピールが重要です。そこで、この章では面接でのおススメの自己PR方法を3つ紹介します。

 ITスキルをアピール!

建設業界はIT化が進んできているため、一定以上のITスキルがあれば多くの企業で重宝されるでしょう。ITに関するスキルレベルは実際に目にしないと分かりにくく、口頭や文章での説明が難しいので、第三者目線でアピールできる資格・検定を取得してみてくださいね!

ピックアップ!初心者にもおススメのIT資格
・ITパスポート試験(iパス)
ITパスポート試験は、数あるIT系資格のなかでも入門編として人気と知名度が高い国家試験です。基本的なIT知識を一通り習得できるので、初心者の方には特におススメでしょう。テストセンターで毎日受験ができる(CBT受験)方式なのも、挑戦しやすいポイントです!
▶ITパスポート試験(iパス)の詳細はこちら

・インターネット検定 ドットコムマスター ベーシック
NTTコミュニケーションズが実施するインターネット検定ドットコムマスターは、インターネットについての基本と安全に使うためのマナーが身に付く、IT初心者向けの試験です。インターネットに接続できる機器さえあれば24時間いつでも受検できる(IBT受検)方式にも対応しているので、働きながら資格を取得したい方にはピッタリですね。
▶インターネット検定 ドットコムマスターベーシックの詳細はこちら 

 資格や検定で技術力をアピール!

施工管理技士の資格を持っているだけだと、多くのライバルに埋もれてしまいます。そこで、自分が今まで培ってきた技術力を証明するような資格や検定も取得して、転職活動を有利に進めましょう! 

ピックアップ!技術力が証明できる資格・検定
・電気工事士
技術力をアピールできる資格の1つが、国家資格「電気工事士」です。電気工事士は住宅・店舗の配線工事やビルの電気設備管理などの電気工事をする際に必要な資格ですが、電気工事施工管理技士よりも必要な実務経験年数が少ないため、経験年数が浅い方でも挑戦しやすい資格と言えるでしょう。
▶電気工事士の詳細はこちら
▶「TAC×日本の資格・検定 第7弾【国家資格】電気工事士編」はこちら

・福祉住環境コーディネーター検定試験(R)
福祉住環境コーディネーター検定試験とは高齢者や障がい者にとって住みやすい住宅を作るための知識を習得できる資格です。施工管理技士が携わる仕事は住環境に関わることも多いので、設計に直接かかわらない仕事をしていたとしても「設計者はどうしてこのようにしたのか」という意図が分かると、より仕事がスムーズに進められるのではないでしょうか。
▶福祉住環境コーディネーター検定試験(R)の詳細はこちら 

 やりたいことや希望のキャリアプランをアピール!

ご自身の希望する働き方と企業側の条件がマッチングすれば、面接での評価も上がるでしょう。例えば、長く同じ企業に勤めたいという方は、今までの長年勤めた経歴や長く勤めたい理由などを面接で伝えるようにしてください。
他にも、後輩や部下を指導できるポジションを求めている企業には、指導者としての経験を伝えるなど、企業が求めている働き方に沿った主張ができれば採用に近づきますよ。 

いかがでしたか?

国家資格である施工管理技士は、ご自身の経歴を証明でき、転職の武器となり得る資格です。特に長年の経験を証明できる1級を取得すれば、安定して年収500万円以上の高収入が期待できる求人情報も多く存在しています。

より高い収入を目指したい方、今働いている環境と違う所で働いてみたいという方は、ぜひ資格の取得や転職を検討してみてはいかがでしょうか?

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