宅建士が役立つ仕事は？
宅建士が役立つ仕事は？
1.不動産業 2.建築業 3.金融業 4.異業種
こちら個別に紹介したいと思います。
1.不動産業
不動産業界で断然役立ちます。なぜなら宅地建物取引士がなければできないことがある為です。
不動産を扱う取引の場合、契約業務に「重要事項説明」というものがあります。
その説明は宅建士でなければ行えません。
また、宅建業を運営する企業では5人に1人の割合で宅建士の従事が義務づけられているため、宅建士がいなければそもそも営業ができません。
実務で役立つのはもちろん、さらに資格があるだけで役立てることができるのは不動産業だけです。
不動産業は賃貸・売買の仲介業務や、管理業務、運用コンサルなど募集職種の幅は非常に広いので、どのように宅建士を活かしたいかを考えて、就職・転職を決めてみるのも良いです。
2.建築業
建築業は不動産業と密接している関係しています。具体的には宅建士を持つ人がいることによって、自社で建築から販売まで一貫して行うことができます。
建築業は建物を建てることが主な仕事になりますが、宅建士がいれば自社でその建物を販売することができます。
宅建士が不在の場合は、不動産会社に販売業務を依頼するため、仲介手数料を支払わなければなりません。
自社で販売業務を行うには宅建業の免許を取得する必要があり、会社が宅建業の免許を取得するには宅建士の存在が必要不可欠となっております。
3.金融業
金融業では住宅ローンなど不動産に対する融資業務があり、不動産の適正な価値を定め、その不動産を担保にローン審査を行います。
その際に土地・建物に関する知識が必要な為、宅建士が役立ちます。
4.異業種
宅建士という、難関の国家資格を取得しているという点が、企業からの信頼や、自己研鑽の強みに繋がる為です。
また宅建士は、不動産を絡めた法律や税金に関する知識を習得することもできます。この知識は、業界問わず役立てることができます。
