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【Web面接/オンライン面接】カンペはバレるのか?目線の動きを検証してみた! (2023年6月更新)

新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、就職や転職活動の面接形式が大きく変化しています。Web面接/オンライン面接という形態が、これまでにないスピードで広まりました。私たち「資格de就職AGENT」では、この新たな挑戦に対応すべく、Web面接/オンライン面接の対策にも対応したサポートを強化しています。

Web面接/オンライン面接は、新型コロナウイルスの終息後(アフターコロナ/ウィズコロナ)も続いていくと考えられ、対面での面接対策だけでなくWeb面接/オンライン面接の対策も継続していくことが必要となります。また、Web面接/オンライン面接ではカメラ越しの面接になるため「カンペを使っても面接官にバレない」と考える方が一定層いるようです。

そこで今回は「Web面接/オンライン面接でカンペを使ったらバレるの?」という疑問を解消するべく、カンペを使用すると画面越しの面接官にどのように見えるのかを検証していきます! (※以下「Web面接」で統一)



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■Web面接中のカンペは面接官にバレてしまうの?

カメラにカンペが映っていない場合でも「面接官にカンペはバレてしまう」と言われるのはなぜでしょうか。

その理由は【目線】にあります。

本来、面接中の目線は正面を向いているはずです。しかし、カンペを使用すると目線が右往左往と不自然な動きをすることがあるのです。Web面接ではカメラ周辺から目線があまり動かないはずなので、他のところを見ていては面接官がカンペの存在に気付くのは当然といえるかもしれません。

また、就職・転職に問わず、指定がない限り面接に履歴書などの書類を持ち込まないのが基本となっています。
もし面接に履歴書を持ち込みたい場合は、一言「履歴書を見てもよろしいでしょうか」など声をかければOKになるケースが多いので、隠して書類を見るのではなく声をかけてから堂々と見るようにしましょう。

もちろん、履歴書を持ち込まないのが理想ではありますが、「面接」という場に緊張しすぎて自身の魅力が伝わらないよりは書類を見ながらでもしっかりと気持ちを話してくれた方が好印象です。

AGENT担当

転職をされる方は「大学の卒業年」「入社・退社年月日」「資格の取得日」を正確に伝えるために、自分用の履歴書・経歴書を準備して面接に行かれる場合があります。当日に面接官へ「自分の経歴を正確にお伝えしたいので、手元に履歴書・経歴書を手元においても良いでしょうか?」と確認しましょう。また、手元に置いておくことで緊張を和らげる効果も期待できます。ただし、丸読みはNGになります。

面接では、タブーとされていること・面接官がチェックしている点、というのがあります。『資格de就職AGENT』では、面接で魅力的に伝えるための面接対策を実施しております。

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■Web面接中の正しい目線の位置をご紹介!

Web面接ではデバイス(パソコン・スマホなど)の画面を見るのではなく、使用するデバイスのカメラを見るのがおススメです。カメラを見ることで、面接官は画面越しにしっかり視線が合っているように感じます。
特に志望理由や入社したいという意欲などを面接官に伝えるときには、なるべくカメラを見るように心掛けてください。カメラを面接官だと思い、真っ直ぐ見ることで堂々として話をしているように印象付けられるため、気持ちも伝わりやすくなるでしょう。

また、デバイス(パソコン・スマホなど)を置く位置も重要です。顔を下から撮影すると、フェイスラインやたるみにより実際より老けて見えてしまうという意見もあります。カメラは、目線と水平になるように置くことを推奨します。
『資格de就職AGENT』の面接対策では、カメラと目線が水平にならない時の対策として、デバイスの下に本を置くなどして高さを調整することをおススメしています。カメラの見え方確認は一人では困難なための面接対策で確認してもらうのも一つの方法になります。

▲左:目線の下にカメラを置いた場合、右:目線と水平にカメラを置いた場合
▶Web面接の基本的なマナーや気を付けたいことリストはこちらをチェック!
https://jpsk-job.jp/info/articles/column/61.html

▶Web面接の気になる疑問とその回答はこちらをチェック!
https://jpsk-job.jp/info/articles/column/62.html

AGENT担当

面接では「相手にどのように見えてるか」を一番意識すると良いとされており、これは心理学の「メラビアンの法則」が関係していると言われています。
※メラビアンの法則は、コミュニケーションで与える印象について提唱している心理法則で、視覚・聴覚・言語のそれぞれを個別に伝えたときに、視覚情報(Visual)は55%、聴覚情報(Vocal)は38%、言語情報(Verbal)は7%、印象に影響を与えると結論づけられています。

Web面接の相談はこちら

■クイズ:Web面接でカンペを見ているのはどっち?

AとBの2枚の写真は、面接官の画面を再現してキャプチャーした写真になります。
どちらの画像がカンペを見ながら話しているか分かるでしょうか。

正解は、Bです。
Bの写真は、パソコンのモニター横にカンペを置いて見ている時の写真です。目線が大きくずれ、何かを見ていることがハッキリわかります。

AGENT担当

また、会話の流れの中で目線が動けば、求人票や企業情報を見ていることも面接官は認識できます。

実際にBの写真では以下のようにカンペを持ってもらいました。

▲Bでカンペを持っている位置
それでは、カンペを置く場所によってどのくらい目線は変化するのでしょうか。

■パターン別!カンペを使ったときの見え方を検証!

カンペを置く場所によって、面接官からの見え方は実際にどのように変わるのでしょうか?実際に違いを確認していきたいと思います。

カンペを見ていない場合

まず、カンペをみずにカメラを真っすぐ見ている写真をご覧ください。カメラを真っ直ぐ見ていれば、面接官の目には基本的にこのように映ります。
このカメラ位置をベースに目線検証を実施いたします。
※目線の位置をカメラと水平にするため、パソコンの下に箱を置いています。
※★マークの位置が、実験に使用したパソコンに設置されたカメラの位置です。

パターン1:手元にカンペを置いた場合

カンペを手元に置くと、目線が下がってしまうことが分かります。カンペを忍ばせる場所として、手元は起きやすい場所ですが、目線が下がることで「何かを見ながら話している」と面接官に思われてしまう可能性があります。

パターン2:使用するデバイスの横にカンペを置いた場合

パソコンやスマートフォン、タブレットなど、使用するデバイスの横にカンペを置いた場合の写真です。手元に置いた場合と比べると目線のズレは少し減りましたが、やはりカメラ以外のものを見ていると分かってしまいます。また、カンペの持ち方によっては肩の角度で「何かを持って話している」と面接官に思われてしまう可能性があります。

パターン3:デバイスのカメラの近くにカンペを置いた場合

面接官から見ても、目線の違和感を感じにくかったのが、このパターンになります。目線が少し上になっているのは感じますが、違和感を覚えるほどではありませんでした。
面接中に1~2回見る程度であれば気が付かれない可能性はあります。
ただし、何度も不自然に視線がずれると面接官もカンペの存在に気が付いてしまいます。カメラの横はカンペを置くスペースも限られるので、どうしてもカンペを用意したいという場合は、付せんサイズの紙に単語だけ書くのが良いかもしれません。

AGENT担当

カンペをみている写真のいずれも、目線が不自然であること明らかです。
面接官に想いを伝えるためにどのようにした方が良いかも、写真をみると分かるかと思います。


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■エージェントからのアドバイス

人事・採用担当と資格de就職AGENTの事業責任者をしているK氏に面接対策の中で質問される内容をアドバイスとしてまとめました。
・面接での、履歴書やカンペの使用は採用に影響しますか?
「カンペを利用していたから」という理由で不採用になることはありません。もちろん事前に面接官へ一言声をかけて、了承をもらっておくことが前提になります。

また、企業研究をまとめたメモや伝えたい要点をまとめたカンペなどを用意している方は志望意欲が高いと判断され、良い結果につながる傾向もあります。


ただし、カンペを確認する頻度が多い方や棒読みになってしまう方は、「取り急ぎ調べたので覚えられていない」と感じてしまうため印象が悪く、お見送りする際の理由の1つにもなるかもしれません。


カンペはあくまでも補助として活用していただきたいですね。
■好印象のケース
・企業を研究している姿勢を見せれる資料の持ち込み
・伝えたい要点をまとめた資料の持ち込み

■良くないカンペケース
・読むためのカンペ
・カンニング目的のカンペ


・Web面接中はずっと目線が合っていた方が良いですか?
ずっと目線が合っていて欲しいとは思いません。画面に映る面接官の顔を見れば、自然と目線はズレてしまいます。
なので、目線が合わないタイミングは必ず発生します。

「面接中に伝えたい!」という重要なポイントでは、必ずカメラを見て面接官と目線を合わせると熱意が伝わりやすくなるのでおススメですよ。

また、Web面接では表情などが読み取りにくいケースも多いので、少し大げさなくらい表情を変えたりや身振り手振りをしたりしていただけると分かりやすくて良いです。

・1人で出来るWeb面接対策はありますか?
Web面接と同じ環境を用意して、当日使用するデバイスのカメラで撮影することで、面接官の目線でみたときに「カメラ角度」・「声の聞こえやすさ」・「光の当たり方」の確認が可能です。

資格de就職AGENTでは、対面・Webの面接での見え方だけでなく、企業への魅せ方についてもアドバイスさせていただきます。また、不安や悩みなど解消し選考通過率がUP!まずはお気軽にご相談ください


■まとめ

カンペの置き場所をパターン別に比較した結果、面接官にバレにくいのがパターン3「デバイスのカメラの近くにカンペを置いた場合」と分かりました。

しかし、採用担当として実際に面接を行っていると、表情の変化や声の抑揚でカンペの存在に気が付くケースがあります。

カンペを見なくても思いを伝えられるようにしてから面接に挑むのが理想ですが、「不安でどうしてもカンペを用意したい!」という方は、アピールポイントや必ず伝えたいキーワードなどを付せんに単語で書き、「念のためのお守り」として用意するのが良いでしょう。



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