実は、職種によって好印象を与える転職志望動機の書き方が違うのをご存知でしょうか。
職種ごとに求める人材が異なるので、ITエンジニアの転職志望動機に他の職種に向けて書いた転職志望動機を使うなんてとんでもありません。転職志望動機は応募する職種に合わせて必ず書き換えましょう。
とはいっても、その職種に適した転職志望動機を考えるのは難しいですよね。
そこで、「資格de就職」編集部が職種の特徴や採用したくなる転職志望動機の書き方ポイント・例文を職種ごとに解説します!
今回は「ITエンジニア」の中から、通信・ITインフラエンジニア、インターネット・WEBエンジニア、ITサービス・コンサルエンジニアの志望動機を紹介するので、ITエンジニア経験者の方も未経験者の方もぜひ参考にしてみてくださいね。
職種ごとに求める人材が異なるので、ITエンジニアの転職志望動機に他の職種に向けて書いた転職志望動機を使うなんてとんでもありません。転職志望動機は応募する職種に合わせて必ず書き換えましょう。
とはいっても、その職種に適した転職志望動機を考えるのは難しいですよね。
そこで、「資格de就職」編集部が職種の特徴や採用したくなる転職志望動機の書き方ポイント・例文を職種ごとに解説します!
今回は「ITエンジニア」の中から、通信・ITインフラエンジニア、インターネット・WEBエンジニア、ITサービス・コンサルエンジニアの志望動機を紹介するので、ITエンジニア経験者の方も未経験者の方もぜひ参考にしてみてくださいね。
(写真素材:iStock.com/tihomir_todorov)
履歴書やエントリーシートの記入項目の中でも、採用担当者が特に注目しているのが「志望動機」。というのも、志望動機は応募者の今までの経歴や仕事に対する考え方、応募先の企業への熱意など、採用を判断する上で大切なことが書かれているので重視されやすいのです。
だからこそ、企業情報や企業が求めている人物像を分析した上で志望している職種に合う志望動機を書く必要があります。
このコラムでは「ITエンジニア」として働く際に企業から求められるポイントを中心に志望動機を解説していきますが、志望動機の軸の1つである企業を深く調べる方法が知りたいという方は「企業HP×所持資格で人事担当者の「採用!」を勝ち取る」もチェックしてみてくださいね!
だからこそ、企業情報や企業が求めている人物像を分析した上で志望している職種に合う志望動機を書く必要があります。
このコラムでは「ITエンジニア」として働く際に企業から求められるポイントを中心に志望動機を解説していきますが、志望動機の軸の1つである企業を深く調べる方法が知りたいという方は「企業HP×所持資格で人事担当者の「採用!」を勝ち取る」もチェックしてみてくださいね!
ITエンジニア職とは、情報技術(IT)分野の技術者のこと。ひと言でITエンジニアといっても、IT業界には複数の分野があるので、今回はIT業界を大きく「ソフトウェア分野」「ハードウェア分野」「通信・ITインフラ分野」「インターネット・WEB分野」「ITサービス・コンサル分野」の5分野に分けたうちの「通信・ITインフラ分野」「インターネット・WEB分野」「ITサービス・コンサル分野」という3つの分野についてご紹介します。
通信・ITインフラ分野
コンピュータやインターネットを使用する際に必要不可欠な通信の提供やセキュリティ管理などを含む、ITインフラの整備を専門とした「IT業界の裏方」といえる分野。通信系企業で働く以外にも、企業内でのITインフラ整備や管理の担当者として活躍する道もあります。
インターネット・WEB分野
広告収入やEC(electronic commerce=電子商取引)販路の確保などを目的として、WEBサイトやECサイトの制作・運用を行う分野です。WEBサイトをプログラミングしたり、ユーザーの目を引くサイトのデザイン制作やコンテンツ制作、WEBマーケティングなど行ったりします。
ITサービス・コンサル分野
DX(Digital Transformation=デジタル・トランスフォーメーション)の推進を受けて、近年市場が拡大しているのがITサービス・コンサル分野です。IT技術・データ分析技術を活用したサービスの提供や、ITをどのように経営・マーケティングに活かすのかを提案することが主な仕事です。
その他2つの分野について気になる方は「ITエンジニアの特徴と志望動機の書き方【例文あり】 ソフトウェア・ハードウェアエンジニアに転職したい方必見!」をご覧ください!
また、ITエンジニアについてもっと詳しく知りたいという方は、「初心者必見!ITの仕事とおススメの資格を現役エンジニア&人材のプロに聞きました。」も併せてチェックしてみてくださいね!
ネットワークエンジニア
POINT
● データの送受信を行うための基盤を設計し、運用していくのが仕事
● 実は大活躍!”縁の下の力持ち”ポジション
● 起きたトラブルへの対応力も必須スキル
● 実は大活躍!”縁の下の力持ち”ポジション
● 起きたトラブルへの対応力も必須スキル
仕事の特徴
ネットワークエンジニアは、会社でIT機器を使う際の「通信」を行う基盤を設計・構築・運用するのが仕事です。当たり前のように社員がインターネットを使いデータを送受信できるのも、ネットワークエンジニアが問題なく運用しているからこそ。目立つ仕事ではありませんが、実は会社を支える縁の下の力持ちといえるポジションです。
トラブルが起きないように心配の種を事前に刈り取るのも重要ですが、起きてしまったトラブルに対して動揺してしまうのではなく、すぐに対応する力も必要なスキルです。また、社内などから要望をヒアリングするためのコミュニケーション能力も大切になるでしょう。
トラブルが起きないように心配の種を事前に刈り取るのも重要ですが、起きてしまったトラブルに対して動揺してしまうのではなく、すぐに対応する力も必要なスキルです。また、社内などから要望をヒアリングするためのコミュニケーション能力も大切になるでしょう。
志望動機の例文【経験者の転職】
大学を卒業してから4年間、○○株式会社にてネットワーク関連の設計・構築・運用を行ってまいりました。日々会社全体のネットワークが問題なく運用されていることにやりがいを感じていましたが、より事業規模が大きな会社で働くことでネットワークエンジニアとしてのスキルアップを図りたいと思い、転職を決意いたしました。
貴社はECサイトを複数運営していることから、ネットワークエンジニアの責任も大きく、そのような環境で自身を成長させたいと考えております。
4年間で身に付けたネットワークエンジニアとしてのスキルをより向上させて、貴社のお役に立ちたいと思います。
貴社はECサイトを複数運営していることから、ネットワークエンジニアの責任も大きく、そのような環境で自身を成長させたいと考えております。
4年間で身に付けたネットワークエンジニアとしてのスキルをより向上させて、貴社のお役に立ちたいと思います。
▶編集部コメント
ネットワークエンジニアの転職志望動機では、ネットワークエンジニアとして働きたい理由やその会社を選んで応募した理由を記載しましょう。経験者の応募が多いポジションではありますが、未経験で応募する場合は、数あるエンジニアの中からネットワークエンジニアを選んだきっかけや現状のITスキルのアピールは必須です。
フロントエンドエンジニア
POINT
● WEBサイトなどでユーザーが直接目にする部分の設計などを担当
● 求められるスキルが多いので、積極的に学ぶ意欲が重要
● デザインの知識があると重宝されるかも!
● 求められるスキルが多いので、積極的に学ぶ意欲が重要
● デザインの知識があると重宝されるかも!
仕事の特徴
フロントエンドエンジニアは、Webデザイナーのデザインをもとに、HTML・CSS・JavaScriptなどを用いて、ユーザーが直接目にする部分の設計や実装などを担当します。そもそもフロントエンドとはユーザーから直接見えるサイトの表側部分のことで、バックエンドエンジニアが担っているデータ処理や記録保存などのユーザーから見えない部分の処理以外を担当しています。多くの人がインターネットを活用している現代において、サイトの使い勝手を左右するフロントエンドエンジニアは重要なポジション。会社によってはWEBデザインも担当することがあるので、日頃からデザインにも関心を持っておくと仕事に活かせるでしょう。
志望動機の例文【経験者の転職】
貴社メディアにおけるUI(ユーザーインターフェース)の機能性の高さに感動し、貴社で自らのスキルをあげたいと考え転職を決意いたしました。貴社の●●というサイトを愛用しておりますが、他社サイトと比較してもユーザーの導線を徹底的に分析されていると感じています。また、定期的なアップデートを欠かさないことで、IT技術の進化やユーザーのトレンドを反映する仕組みになっていると思いました。
3年間フロントエンドエンジニアを担当して身に付けたデザイン設計のスキルと、独学で習得した色彩検定1級・ウェブデザイン技能検定2級の知識を貴社のサイト制作に役立て、また多くを学ぶことで更なる飛躍を目指したいと考えております。
3年間フロントエンドエンジニアを担当して身に付けたデザイン設計のスキルと、独学で習得した色彩検定1級・ウェブデザイン技能検定2級の知識を貴社のサイト制作に役立て、また多くを学ぶことで更なる飛躍を目指したいと考えております。
▶編集部コメント
フロントエンドエンジニアの志望動機では、WEBデザインやIT技術に関心があることをアピールしましょう。「日々進化していくIT技術を取り入れることができるか」「ユーザーの使いやすいシステムをキャッチアップしスムーズに反映できるか」もフロントエンドエンジニアとしての重要なミッションです。また、制作するサイトに合わせて新しいIT技術を取り入れることがあるので、資格の取得など新しい知識を意欲的に習得した経験があれば積極的にアピールしましょう。
セールスエンジニア★未経験者におススメ★
POINT
● IT技術に関する知識で営業活動のサポートをする仕事
● 商品を分かりやすく魅力的に説明するプレゼンテーションスキルが大切
● ITに関する知識があることをアピールしよう
● 商品を分かりやすく魅力的に説明するプレゼンテーションスキルが大切
● ITに関する知識があることをアピールしよう
仕事の特徴
セールスエンジニアは、エンジニアというよりも営業職に近い存在で、営業職とともに企業訪問や交渉などといった業務を担当します。IT技術に関する知識を活かし、自社商品の技術をより分かりやすく説明したり、クライアントの要望を具体的に聞いたりといった技術的な面から営業職をサポートするのが仕事です。ITに詳しくない顧客にも分かりやすく説明をする必要があるので、プレゼンテーション能力があると役立ちます。その他にも、契約後のサポートや納品後のフォローなども業務の一つです。営業職に近い部分があるので未経験でもチャレンジしやすいですが、相手に説明できるほどのIT知識が必要になるので、学習は怠らないようにしましょう。
志望動機の例文【経験者の転職】
前職では、4年間法人担当としてセキュリティソフトの営業をしておりました。セキュリティの知識がない方々にもその重要性をご理解いただいてから購入してもらうことを心掛け、直近半期の営業成績でMVPを受賞しました。しかし、もっと技術的な面で知識を得たいと考えていたところ、他社との合同会議で初めてセールスエンジニアの存在を知り、丁寧で分かりやすく説明しているのを拝見しました。そのことがきっかけで自身もセールスエンジニアとして活躍したいと考え、基本情報技術者試験などの資格取得でITの知識を勉強しています。転職を考える中で、「IT技術を正しく分かりやすく伝え、顧客のビジネスを最大化させる」というスローガンを掲げている貴社に出会い、共感したため、応募いたしました。営業職で培った説明能力を、貴社で役立てたいと考えています。
いかがでしたか?
志望動機は企業にエントリーしたときだけではなく、面接の場でも必ず聞かれる重要な質問です。ただ熱意だけを伝えても採用には繋がらないので、ITエンジニアの経験が無かったとしてもご自身の今までの経験・知識の中から役立つ部分を見つけて、志望動機として表現できると良いですね。
ポイントを捉えた志望動機を準備して「入社したらどう役に立てるのか」「なぜそこで働きたいのか」を、バランス良くアピールしましょう!
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志望動機は企業にエントリーしたときだけではなく、面接の場でも必ず聞かれる重要な質問です。ただ熱意だけを伝えても採用には繋がらないので、ITエンジニアの経験が無かったとしてもご自身の今までの経験・知識の中から役立つ部分を見つけて、志望動機として表現できると良いですね。
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