【22年入社に聞く】資格・検定は就活に役立った?―就活アンケート調査2021後編
2021年の就活生を対象に実施したアンケート企画の後編です。今回は就活生のよくある疑問「資格・検定は就活に役立つのか」について、アンケートの結果をまとめました。
▶前編はこちら:
【22年入社に聞く】コロナ禍でのオンライン就活はどうだった?―就活アンケート調査2021前編
2021年の就活生は資格・検定が就活に役立つと感じたのか、また、取得している資格・検定について面接で聞かれたのかなどを掲載。その他にも、実際に就活した方々のコメントや取得した資格も紹介しています。
就活のために資格・検定を取得するか悩んでいる…という方はぜひご覧ください!
2021年の就活生は資格・検定が就活に役立つと感じたのか、また、取得している資格・検定について面接で聞かれたのかなどを掲載。その他にも、実際に就活した方々のコメントや取得した資格も紹介しています。
就活のために資格・検定を取得するか悩んでいる…という方はぜひご覧ください!
質問:就職活動に向けて資格や検定の取得を行いましたか。
編集部コメント
就活に向けて資格や検定を取得した方は全体の42.1%でした。取得した資格・検定として最も多かったのは「
TOEIC(R) Listening & Reading Test
」で、その次に「
ITパスポート試験 (iパス)
」「
秘書検定
」が続いています。
TOEIC(R) Listening & Reading Testは、姉妹サイト「日本の資格・検定」で発表した「 2021年版!就職に役立つ資格・検定ランキングTOP30 」でも職種・年齢を問わず支持を集め2位になった人気資格。
今後は海外との取引がある部署だけでなく、部署異動などの人事にも英語を活用したいと考えている企業が多いという調査結果※もあり、就活生はどのような職種に就いても役に立つTOEIC(R) Listening & Reading Testを受験したと推測されます。
※参考データ:国際ビジネスコミュニケーション協会「英語活用実態調査2019」
https://www.iibc-global.org/iibc/press/2019/p128.html
質問:取得している資格・検定について面接で聞かれましたか。
編集部コメント
面接で取得した資格について聞かれた方は52.6%という結果になりました。採用担当者から必ず聞かれるというわけではありませんが、よく聞かれる質問の1つのようです。
とはいっても、「ただ資格・検定を取得しておけば面接で役立つ」というわけではありません。
とはいっても、「ただ資格・検定を取得しておけば面接で役立つ」というわけではありません。
日本の新卒採用は「ポテンシャル採用」のケースが多く「今何ができるか」よりも「これから何ができそうか」という潜在能力に重きを置いて採用しています。つまり、どんな資格・検定を取得しているかだけでなく、物事に対する向上心や努力する姿勢に注目されているのです。
その他のエピソードでもポテンシャルをアピールすることはできますが、面接という限りある時間の中で自分から何度もアピールするのは至難の業。もし所持している資格・検定に関する質問をしてもらえたら、向上心や努力する姿勢をアピールできるチャンス!
気になる資格・検定がある方や受験を迷っている方は、「なんとなく勉強して受験する」のではなく、自分なりの工夫をしながらチャレンジしてみるのがおススメです。
質問:内定先から資格の取得を勧められましたか。
編集部コメント
入社前に内定先から資格の取得を勧められている方(はい+予告された)は21%と少数派でした。ただし、就職先の業界別にみると「不動産」、「住宅・インテリアメーカー」に就職する方の全員、「銀行・証券」や「食品メーカー」に入社予定の方の半数ほどが入社前または入社後の資格取得を内定先の企業から勧められていることがわかりました。
質問:就活を振り返って、資格や検定は役に立ったと思いますか。または持っておけば良かったと思いましたか。
編集部コメント
就活を通して資格・検定が役に立ったと回答した方(思った+どちらかというと思った)は、回答者全体の57.9%でした。反対に資格・検定は就活で役に立たなかったと回答した方(どちらかというと思わなかった+全く思わなかった)は17.6%にとどまり、「面接で資格について聞かれなかった」という経験からこのような判断をしたようです。
就活生の声
良かった面

資格・検定を獲得した理由や勉強の工夫が自己PRになる。

履歴書の所持している資格を記入する欄が空白だと引け目を感じ、心理的不安がある。資格・検定を持っているだけでも安心できたので良かった。
悪かった面

面接では資格の取得について聞かれなかったので不要だった。
資格・検定を取得していなくても、就職活動はできます。しかし、履歴書に資格・検定を記載すれば書類選考でも自身のスキルを伝えられる上、面接中のアピールチャンスを増やすことも可能です。
本アンケートでも多くの方が取得していた「秘書検定」や「ITパスポート試験 (iパス)」のCBT方式は、随時試験を実施中。47都道府県にある試験会場でいつでも受験できるので、本格的な就活が始まる前に資格の取得に挑戦してみてはいかがでしょうか。
「どの資格を取得したら良いか分からない」という方は、「就職に役立つ資格ランキング※」を参照したり、企業からの需要が高い資格や検定を「資格de就職」エージェントに聞いたりしてみるのもおススメですよ!
※「日本の資格・検定」2021年版!就職に役立つ資格・検定ランキングTOP30
https://jpsk.jp/articles/ranking2021.html
本アンケートでも多くの方が取得していた「秘書検定」や「ITパスポート試験 (iパス)」のCBT方式は、随時試験を実施中。47都道府県にある試験会場でいつでも受験できるので、本格的な就活が始まる前に資格の取得に挑戦してみてはいかがでしょうか。
「どの資格を取得したら良いか分からない」という方は、「就職に役立つ資格ランキング※」を参照したり、企業からの需要が高い資格や検定を「資格de就職」エージェントに聞いたりしてみるのもおススメですよ!
※「日本の資格・検定」2021年版!就職に役立つ資格・検定ランキングTOP30
https://jpsk.jp/articles/ranking2021.html
調査概要
・調査対象:本年就職活動を行った22年入社の学生(男:36.8%、女:59.7% 未回答:3.5%)
・調査方法:WEB上でのアンケート
・調査期間:2021年10月13日(水)~11月2日(火)
・調査対象:本年就職活動を行った22年入社の学生(男:36.8%、女:59.7% 未回答:3.5%)
・調査方法:WEB上でのアンケート
・調査期間:2021年10月13日(水)~11月2日(火)
※回答結果は、小数点第2位を四捨五入して、小数点第1位までを表記しているため、合計が100にならない場合があります。
※「就活生の声」はアンケートに回答いただいた複数名の方の意見をまとめ、編集・改変しています。
※本アンケートは一部の方の意見を集計したものです。就活生全体の傾向を表すものではございませんので、ご了承ください。
▲「資格de就職」は全ての就活生を応援します。
企業のご紹介だけでなく、オンライン就活のコツ、面接対策のサポートなど、気になることをお気軽にご相談ください。
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