■「資格de就職」流・志望動機の書き方・伝え方の基本
■企業への志望動機を練るために必要な情報は「企業HP」から集めよう!
【まずは企業HP内にある企業情報ページから基本情報をチェック!】
■IR情報を得てさらに深い志望動機を作るには!?
【転職希望先の事業内容から興味のあるものをチェック!】
【リストアップした職種から、入社後に資格を活かして実現したいことを考えよう!】
■実際に志望動機を書いてみよう!
今回はこれを
(2)職種への志望動機
(3)入社後に資格を活かして実現したいこと
面接の場で志望動機を伝える場合は、履歴書の志望動機欄などに書いた内容と矛盾が無いように補足しながら話すのがベストです。
企業HPで目を付けるべきポイントと情報の活かし方さえ覚えれば、より簡単により深い志望動機で人事担当者に自分をアピールすることができるでしょう。
志望動機を作るならココに注目!その1 企業理念に共感してみる
どんなに論理立てて志望動機を練っても企業理念と相反する考え方をもつ人材を採用したいと思う人事担当者は少ないのではないでしょうか。まずは理念と自分の考え方の共通点を見つけてみましょう!
志望動機を作るならココに注目!その2 経営の特色は?
企業情報の社員数や事業内容、社員の声などを確認した上で自分が「行動力」や「発想力」を発揮したいのか、「協調性」や「調整力」を活かしていきたいのかを明示した志望動機を伝えれば、人事担当者も企業と求職者の相性の良さを確認できます。
志望動機を作るならココに注目!その3 成長志向?安定志向?
日々新しいことにチャレンジするベンチャー企業や最新技術の確立に向けて研究開発を行う企業がある一方で、株主の利益や企業ブランド、周辺企業の経営を安定させるために手堅い経営方針を持っている大手企業もあります。
自分が新しいことにチャレンジしていきたいタイプなのか、目の前のことをコツコツ着実にこなすタイプなのかという点も企業との相性の良さをアピールする材料になるでしょう。
特に、志望動機の制作に活かしやすい
(2)さらに成長させたい事業
(3)今後の経営方針
1つの事業に向かってシステム部門、広報、営業など複数の視点からアプローチしている企業もあれば、同一企業内でも、「化粧品事業と飲食事業」「金融事業と不動産事業」など多角的に事業を展開している企業もあり、その形態はさまざまです。
企業の展開する事業やその状況を把握しつつ、自分の所持資格や知識を活かせそうな職種をリストアップしておきましょう。
作成したリストを自分の所持資格と照らし合わせて、どのように活かせるのか、また、どのようなことをしてみたいのかを考えてみましょう。
例えば、製品のブランディングを強みとしている事業があれば「マーケティング検定や統計検定などの資格を活かしたい」、これから海外事業を考えている企業なら「TOEICや外国語系資格で学んだビジネスシーンでのコミュニケーション力を活かしたい」など、資格と併せて盛り込めば、転職希望先の企業で自分ができること・やってみたいことに説得力を持たせてくれるはずです。
(例)メーカーのマーケティング担当からIT企業のマーケティング担当へ転職する際の志望動機
今回貴社を志望したきっかけは、「慌ただしい毎日を送る現代人の生活を少しでも豊かにしたい」という企業理念に感銘を受けたことと、少数精鋭のスタッフで最大限の業績を生み出していると拝見したことです。
前職では一人一人がそれぞれ細分化されたタスクに追われていることが多く、事業全体に責任を持って取り組む環境ではありませんでした。しかし、昨年の企画でプロジェクトマネージャを任され、チームをまとめるポジションで業務を行った経験をきっかけに、今後はさらに積極的に事業へと参画できる環境で自分の視野を広げたいと思い至りました。
また、現在特に貴社が注力している新製品の海外戦略について、英検1級取得以降も毎日欠かさず英字新聞を読むなど学習を続けている英語力を活かして地域ごとのユーザー特性を把握しつつ、新しいニーズ・市場を開拓できればと考え志望いたしました。
今回ご紹介した方法は転職希望先の企業が何を求めているかを読み取り、自分を企業におススメする最短ルートとも言えます。
ぜひ転職活動にお役立てください!