仕事や就職に役立つ!女性におススメの資格・検定
INDEX
■資格・検定は「働く女性」の武器になる!?
■どんな職種でも役に立つ!社会人としての基礎力を身に付ける資格・検定
秘書検定/TOEIC(R) Listening & Reading Test/マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)
■現在の職でさらにスキルアップしたい!実用的な資格・検定
日商簿記検定/ファイナンシャル・プランニング技能検定/基本情報技術者試験/色彩検定(R)
■女性管理職が増加!学ぶと仕事に役立つ資格
文書情報管理士/ホスピタリティ検定試験/品質管理検定 (QC検定)
■ライフイベントによる引っ越しにも対応!どこでも必要とされる「手に職」資格
登録販売者/宅地建物取引士 (宅建士)/ 看護師
その一方で、厚生労働省が発表する「賃金構造基本統計調査」によると、どの世代でも女性の平均月収は男性よりも低い結果となっています。
また、女性管理職も増加傾向とはいえ、まだまだ会社員全体の10%程度であり、女性の昇進がスムーズではないことがうかがえます。そのような人生の先輩たちの背中を見ているため、これから就職活動を控える女性たちにとっては、今後のキャリアやライフプランを想像し不安になることもあるのではないでしょうか。
そんな女性に力を与えてくれるものの1つが「資格」や「検定」かもしれません。
秘書検定
来客対応や贈答のマナー以外に、資料の保管や会議の進行などの日常業務にも有効なので、就職活動の前に受検するという学生の方も多く、企業や学校からも高い評価を得ている資格の1つです。また、準1級以上は面接試験も実施されるため、就職・転職活動の面接対策として活用している方もいるようです。
資格・検定の詳細: https://jpsk.jp/examination/hisho.html
TOEIC(R) Listening & Reading Test
数種類あるTOEICテストの中でもリスニングとリーディングに特化しているため、学校での学習に近い部分があり、比較的受験しやすいといえます。就職活動やキャリアアップ、配属部署の決定などの参考としてTOEIC(R) Listening & Reading Testを活用している企業もあるため、ビジネスパーソンにも就職を控える学生にもおススメの資格です。
資格・検定の詳細: https://jpsk.jp/examinations/toeic.html
マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)
多くの企業でマイクロソフト製品が使われているため、現在の仕事だけでなく転職などにも役に立ち、とても実践的といえます。男性・女性問わずおススメの資格ではありますが、特に女性から人気のある事務業務では、この資格が必須条件として求められることがあります。知名度も高く、スキルが明確化されるので、取得すれば周囲から頼られる存在になるでしょう。
資格・検定の詳細: https://jpsk.jp/examinations/mos.html
日商簿記検定
就職・転職市場において特に女性からの人気が高い一般・営業事務や経理の業務に活かすことができる上、抜群の知名度があるので、上位級を取得すれば自分のスキルの高さをアピールすることができるでしょう。また、下位級ではビジネスや経営の基礎知識を得ることができるため、就職活動でのアピールや志望企業の選定にも役立ちます。
ファイナンシャル・プランニング技能検定
金融業界や不動産業界などに従事する方ならば、この資格を取得することでお客様の人生設計に合ったアドバイスや営業活動が可能になります。また、ご自身の人生における収入・出費の管理や家計のやり繰りにも役立つため、ライフイベントやキャリアについてしっかり考えたいという女性には特におススメです。
基本情報技術者試験
SEというと男性の活躍が目立つ職種ではありますが、昨今では多くの企業で就業環境が整えられつつあり、女性SEも増加しています。在宅勤務や時短勤務で仕事と家事や育児、介護との両立を図りたいと考える女性に人気急上昇中です。
色彩検定(R)
例えば、色彩の知識をプレゼンテーションや資料作成に活かして見せ方を工夫したり、印象をUPさせたりといったことも可能です。業務以外でも、毎日のコーディネートやメイクの幅が広がるなど、ビジネスシーンでも日常生活でも、知ってトクする知識が詰まった資格です!
文書情報管理士
この資格では、文書の扱い方や情報の電子化について学ぶことができます。特に上級では、文書管理の実施にとどまらず、文書管理の効率化などに関する提案能力について学習することが可能です。資格学習を通して知識を手に入れることで、管理職としてよりスムーズな仕事の進め方ができるのではないでしょうか。
資格・検定の詳細: https://jpsk.jp/examinations/bunkan.html
ホスピタリティ検定試験
ホスピタリティと聞いて、サービス業を思い浮かべる方もいるかと思いますが、顧客満足(CS)の向上、部下育成とマネジメント、ハラスメント対策などあらゆる業界・業種の方に役立つ知識を習得することができる資格です。女性の視点から、社員が生き生きと仕事をする場所づくりを進めたいと考える方におススメです。
品質管理検定 (QC検定)
特に1級・準1級では、指導的立場の方に向けた内容となっており、組織内での問題を品質管理の側面から解決・改善し、それを主導するために必要な知識が出題されます。女性は脳機能の観点から細かい部分によく気が付くといわれているため、QC検定の学習を通じてその長所がさらに活かせるかもしれません。
資格・検定の詳細: https://jpsk.jp/examinations/qc.html
登録販売者
活躍の場は全国各地にあるドラッグストアのほか、近年ではスーパーやコンビニ、ホームセンターなど多岐に渡り、資格の需要が高まっています。一定して求人の数が多く、また自身の生活スタイルに合わせた働き方を選択しやすいので、女性に嬉しい資格といえます。
宅地建物取引士 (宅建士)
宅地建物取引を行う事務所には一定の割合で宅建士を置くことが義務付けられており、特に不動産業界への就職・転職・キャリアアップに有効でしょう。
また、現在は男性の有資格者の方が多いものの、女性入居者に対しての物件紹介や、女性専用物件の仲介など、宅建士資格を持つ女性のニーズは拡大中です。体力や年齢にかかわらず仕事ができるため、女性特有のライフステージ変化にも対応でき、長く仕事を続けやすい魅力的な資格です。
看護師
病院だけでなく介護施設や保育施設などでも活躍の場は広がっており、平均年収も女性の多い職業の中では比較的高い水準が見込めます。
看護現場の人手不足も相まって、看護師資格を取得すれば職に困ることはほとんどありませんが、資格取得には法律で定められた養成施設(専門学校・短大・四年制大学)で3年以上勉強し、国家試験に合格する必要があります。
ここまで、女性の仕事や就職に役立つ資格・検定をご紹介しました。しかし、冒頭でも触れた通り、働き方や、就職・就業できる業種・職種、ライフスタイルなどが多様化した現在、一人一人が求める知識やスキルアップに効く資格・検定も千差万別です。
世間一般的に人気のある資格を取得するは、就職・転職での履歴書や昇進へのアピールとしてもちろんおススメですが、スキルの習得や自己研鑽の面で見るならば、自分の目指すビジョンを明確にして、それに合った資格・検定を選ぶのが最良の方法でしょう。
資格大国とも言われる日本では、国家資格や民間資格など、あわせて2000以上の資格・検定が存在すると言われています。さらに、級やコースにより試験内容や受験対象者が変化するものもあり、資格・検定を通して得られるスキルの幅は広がり続けています。ぜひ、未来の自分のために「これだ!」と思える資格・検定を見つけてチャレンジしてみてください!
ぜひ自分に合う求人を探して就職・転職に役立ててくださいね!