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仕事や就職に役立つ!女性におススメの資格・検定

この記事では働く女性が置かれる現状と併せて、社会でより一層活躍したい女性におススメの資格・検定を「資格de就職」編集部がご提案!ぜひご覧ください。

INDEX
■資格・検定は「働く女性」の武器になる!?
■どんな職種でも役に立つ!社会人としての基礎力を身に付ける資格・検定
秘書検定/TOEIC(R) Listening & Reading Test/マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)
■現在の職でさらにスキルアップしたい!実用的な資格・検定
日商簿記検定/ファイナンシャル・プランニング技能検定/基本情報技術者試験/色彩検定(R)
■女性管理職が増加!学ぶと仕事に役立つ資格
文書情報管理士/ホスピタリティ検定試験/品質管理検定 (QC検定)
■ライフイベントによる引っ越しにも対応!どこでも必要とされる「手に職」資格
登録販売者/宅地建物取引士 (宅建士)/ 看護師   

働き方改革や女性活躍推進法が進められたことで、現在、女性の約7割が企業やフリーランスなどで働いているといわれています。「働く女性」が増え、しっかりとキャリアを積みたい方や私生活に重きを置きたい方、子育てをしながら働く「ワーママ」など、今や「女性の働き方」の選択肢もさまざまです。

その一方で、厚生労働省が発表する「賃金構造基本統計調査」によると、どの世代でも女性の平均月収は男性よりも低い結果となっています。 
これは、女性の方が出産・育児・介護などの理由で一度退職をしたり、再就職・転職をしたりする場合がまだまだ多く、給与が安定して増加しない傾向があるためです。

また、女性管理職も増加傾向とはいえ、まだまだ会社員全体の10%程度であり、女性の昇進がスムーズではないことがうかがえます。そのような人生の先輩たちの背中を見ているため、これから就職活動を控える女性たちにとっては、今後のキャリアやライフプランを想像し不安になることもあるのではないでしょうか。

そんな女性に力を与えてくれるものの1つが「資格」や「検定」かもしれません。 
まずは男性・女性関係なく、就職やさまざまなビジネスシーンなどで活用できる資格・検定をまとめました。「資格・検定を取ってみたいけれど、どれを目指せばいいか分からない!」という方や就職活動を控える学生の方には特におススメです。

 秘書検定

この資格では、秘書として備えたい知識はもちろん、社会に出て働く方が備えておくべき基本的な常識を持っていることを証明できます。中でも女性からの人気が高く、全体の8割以上を女性の受験者が占めます。
来客対応や贈答のマナー以外に、資料の保管や会議の進行などの日常業務にも有効なので、就職活動の前に受検するという学生の方も多く、企業や学校からも高い評価を得ている資格の1つです。また、準1級以上は面接試験も実施されるため、就職・転職活動の面接対策として活用している方もいるようです。  

 TOEIC(R) Listening & Reading Test

英語に関する試験の中で最も知名度があり人気のある資格の1つがTOEIC(R) Listening & Reading Testです。
数種類あるTOEICテストの中でもリスニングとリーディングに特化しているため、学校での学習に近い部分があり、比較的受験しやすいといえます。就職活動やキャリアアップ、配属部署の決定などの参考としてTOEIC(R) Listening & Reading Testを活用している企業もあるため、ビジネスパーソンにも就職を控える学生にもおススメの資格です。
また、ある調査によるとTOEICの学習にかけるコストの平均金額が男性の方が高いのに対して、平均獲得点数は女性の方が100点以上高いという驚きの結果が出ています。原因は明らかになっていないものの、女性の方がおトクに高得点を出せるチャンスかもしれません!  

資格・検定の詳細: https://jpsk.jp/examinations/toeic.html


 マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)

この資格は、Word・Excel・PowerPointなどのスキルを証明できる国際資格です。
多くの企業でマイクロソフト製品が使われているため、現在の仕事だけでなく転職などにも役に立ち、とても実践的といえます。男性・女性問わずおススメの資格ではありますが、特に女性から人気のある事務業務では、この資格が必須条件として求められることがあります。知名度も高く、スキルが明確化されるので、取得すれば周囲から頼られる存在になるでしょう。  

資格・検定の詳細: https://jpsk.jp/examinations/mos.html

今の職種で高みを目指したいと考えている方にご紹介したい資格・検定をまとめました。女性に人気の金融業界や経理業務に加えて、近年女性も就職・就業しやすくなったと話題のシステムエンジニア向け資格もまとめています。

 日商簿記検定

日商簿記検定は、企業の経営活動を記録・計算・整理して、経営や財政状態を分かりやすく表す技能を身に付けられる人気資格です。
就職・転職市場において特に女性からの人気が高い一般・営業事務や経理の業務に活かすことができる上、抜群の知名度があるので、上位級を取得すれば自分のスキルの高さをアピールすることができるでしょう。また、下位級ではビジネスや経営の基礎知識を得ることができるため、就職活動でのアピールや志望企業の選定にも役立ちます。 

 ファイナンシャル・プランニング技能検定

金融商品・不動産・保険・年金などの資産を効率的に運用するファイナンシャル・プランニング(FP)の技能を認定する資格です。
金融業界や不動産業界などに従事する方ならば、この資格を取得することでお客様の人生設計に合ったアドバイスや営業活動が可能になります。また、ご自身の人生における収入・出費の管理や家計のやり繰りにも役立つため、ライフイベントやキャリアについてしっかり考えたいという女性には特におススメです。  

 基本情報技術者試験

システムエンジニア(SE)の登竜門として基礎知識を学ぶことができる国家資格です。この資格では日常で使えるIT知識からプログラミングの知識まで幅広くカバーしています。
SEというと男性の活躍が目立つ職種ではありますが、昨今では多くの企業で就業環境が整えられつつあり、女性SEも増加しています。在宅勤務や時短勤務で仕事と家事や育児、介護との両立を図りたいと考える女性に人気急上昇中です。  

 色彩検定(R)

色彩検定というとデザイン業界やアパレル業界向けの資格と思われがちですが、実際は業種に関係なくビジネスパーソンに嬉しい知識が詰まっています。
例えば、色彩の知識をプレゼンテーションや資料作成に活かして見せ方を工夫したり、印象をUPさせたりといったことも可能です。業務以外でも、毎日のコーディネートやメイクの幅が広がるなど、ビジネスシーンでも日常生活でも、知ってトクする知識が詰まった資格です!  
女性活躍推進法などの影響で、管理職に就く女性が増えてきています。この章では、管理職になった方に必要なマネジメント力やヒューマンスキルなどを学べる資格・検定をご紹介します。

 文書情報管理士

どの会社でも、個人情報など大切な情報を所持しているはずです。立場が上がれば上がるほど、重要度の高い情報に触れる機会も増えるでしょう。
この資格では、文書の扱い方や情報の電子化について学ぶことができます。特に上級では、文書管理の実施にとどまらず、文書管理の効率化などに関する提案能力について学習することが可能です。資格学習を通して知識を手に入れることで、管理職としてよりスムーズな仕事の進め方ができるのではないでしょうか。  

資格・検定の詳細: https://jpsk.jp/examinations/bunkan.html


 ホスピタリティ検定試験

この資格では、ビジネスや日常生活において相手の立場に立った対応を行う能力について学ぶことができます。
ホスピタリティと聞いて、サービス業を思い浮かべる方もいるかと思いますが、顧客満足(CS)の向上、部下育成とマネジメント、ハラスメント対策などあらゆる業界・業種の方に役立つ知識を習得することができる資格です。女性の視点から、社員が生き生きと仕事をする場所づくりを進めたいと考える方におススメです。 

 品質管理検定 (QC検定)

この資格では、品質管理の重要性や職場生活の基本、品質管理の専門知識まで幅広い知識を習得できます。
特に1級・準1級では、指導的立場の方に向けた内容となっており、組織内での問題を品質管理の側面から解決・改善し、それを主導するために必要な知識が出題されます。女性は脳機能の観点から細かい部分によく気が付くといわれているため、QC検定の学習を通じてその長所がさらに活かせるかもしれません。  
結婚などのライフイベントによる引っ越しの可能性は、女性に限らずつきものです。そんなときに役立つのはやはり資格!ここでは日本中どの地域でも、就職・転職・再就職の需要が見込めるおススメの資格をまとめました。

 登録販売者

登録販売者とは、2009年の薬事法の改正により新設された公的資格で、一般用医薬品のうち第2類・第3類医薬品の販売をすることができます。
活躍の場は全国各地にあるドラッグストアのほか、近年ではスーパーやコンビニ、ホームセンターなど多岐に渡り、資格の需要が高まっています。一定して求人の数が多く、また自身の生活スタイルに合わせた働き方を選択しやすいので、女性に嬉しい資格といえます。  

 宅地建物取引士 (宅建士)

不動産取引の専門家である宅建士は、毎年20万人以上が受験する人気の国家資格です。
宅地建物取引を行う事務所には一定の割合で宅建士を置くことが義務付けられており、特に不動産業界への就職・転職・キャリアアップに有効でしょう。
また、現在は男性の有資格者の方が多いものの、女性入居者に対しての物件紹介や、女性専用物件の仲介など、宅建士資格を持つ女性のニーズは拡大中です。体力や年齢にかかわらず仕事ができるため、女性特有のライフステージ変化にも対応でき、長く仕事を続けやすい魅力的な資格です。  

 看護師

全国的に勤務地があり、再就職もしやすい資格といえば看護師は外せません。
病院だけでなく介護施設や保育施設などでも活躍の場は広がっており、平均年収も女性の多い職業の中では比較的高い水準が見込めます。
看護現場の人手不足も相まって、看護師資格を取得すれば職に困ることはほとんどありませんが、資格取得には法律で定められた養成施設(専門学校・短大・四年制大学)で3年以上勉強し、国家試験に合格する必要があります。  

資格・検定の詳細: https://jpsk.jp/examinations/kangoshi.html


いかがでしたか?

ここまで、女性の仕事や就職に役立つ資格・検定をご紹介しました。しかし、冒頭でも触れた通り、働き方や、就職・就業できる業種・職種、ライフスタイルなどが多様化した現在、一人一人が求める知識やスキルアップに効く資格・検定も千差万別です。

世間一般的に人気のある資格を取得するは、就職・転職での履歴書や昇進へのアピールとしてもちろんおススメですが、スキルの習得や自己研鑽の面で見るならば、自分の目指すビジョンを明確にして、それに合った資格・検定を選ぶのが最良の方法でしょう。

資格大国とも言われる日本では、国家資格や民間資格など、あわせて2000以上の資格・検定が存在すると言われています。さらに、級やコースにより試験内容や受験対象者が変化するものもあり、資格・検定を通して得られるスキルの幅は広がり続けています。ぜひ、未来の自分のために「これだ!」と思える資格・検定を見つけてチャレンジしてみてください! 

※今回の企画で紹介している資格・検定は、編集部が独自で選んだものになります。

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ぜひ自分に合う求人を探して就職・転職に役立ててくださいね! 
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